写真 :Getty Images

放出と契約延長の問題

まずエリクセンは本人の移籍希望とレヴィの要求金額の高さゆえに足元を見られたようです。来年になれば取れるぞと思われてしまった。これまでは途中出場がメインで起用していますが、やはりエリクセンの存在感は大きすぎる。

ふてくされるような選手ではないと信じていますが、来年確実にいないとなれば、未来を見据える監督の構想にも影響してきて使いにくいという状況にもなりかねない。クラブは契約延長の努力をしているようですが、実りそうにはありません。

去就が注目されたエリクセン【Getty Images】

ほぼ決定の報道もあったワニャマは結局残留となりました。こちらとしては怪我も多く、戻ってきても本来のパフォーマンスを取り戻せていないワニャマは出したかったところ。

理由はわからないけど、やはり移籍金でもめたんですかね。オーリエにはオファーが来ていたのかも謎ですが、完全にプラン外になってしまっているようなので、今のうちに出しておきたかった。

エリクセンとは契約延長する可能性も残ってはいるし、ワニャマとオーリエがパフォーマンスを上げてこないとは言えない。でも、終わってみればここで確保できなかった移籍金が後のスパーズを苦しめることになるんじゃないかという懸念の方が今は大きいです。

それからセンターバックの2人のことも少し。

アルデルヴァイレルトとフェルトンゲンは今も変わらずハイパフォーマンスを維持してくれていますが、2人とも契約は1年しか残っていない。オーリエとワニャマ問題は比にならないくらいこっちはまずい。このレベルの選手が2人もフリーで出て行くのはかなりの損失だし、成長の見られないサンチェスにはまだディフェンスラインを託せそうにありません。

左:フェルトンゲン 右:アルデルヴァイレルト【Getty Images】

水面下では色々交渉をしているんでしょうけど、今のところ契約満了の雰囲気が強い。このままいけばエリクセン、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲンをフリーで出して、ロチェルソの完全移籍金を支払うことが決まっているところから来年夏の移籍市場が開くことになる。

欧州屈指のビジネス会長として恐れられているレヴィは今回も起死回生の閃きを見せてくれるのでしょうか。理想的な展開にならない覚悟だけはしておきましょうか。。

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