写真 :Getty Images

19-20 マンチェスターU中盤のコンダクター ~スコット・マクトミネイ~

3.マクトミネイの魅力と新シーズンの役割

昨シーズン後半から出場機会が増えたマクトミネイのリーグ戦の成績は、16試合2G0A。1試合当たりのパス成功率は83%。1試合のタックル勝率は90%。トータルのデュエル勝率は54%。

彼は監督の要求するタスクを忠実にこなすプレーヤーだ。中盤でバランスを取り、決して前へ出過ぎることも、後に下がり過ぎることもなく、いるべき場所に常にいる。

スールシャール監督とマクトミネイ【Getty Images】

マクトミネイの良さを表現しようとすると、途端に地味な選手になってしまうのだが、私が思う彼の一番の素晴らしさは、その内に秘めた自信だ。

昨シーズン後半から今シーズンのプレシーズンにかけて、マクトミネイは試合に出る度に成長し、自信を深めてきた。その成長スピードは、16、7歳のころ1年半の間に25センチも伸びた身長と同様に、急成長を遂げており留まることを知らない。

193センチと大柄ながら、ボールを持つことに絶対の自信を持っており、激しくプレスを掛けられても動じる事なく、あっさりと躱して見せる。またスペースを見つける事も得意で、相手ボックス付近でフリーでボールを受けられる位置にポジショニングし、パスを受ければ元10番らしく、ラストパスやミドルシュートを放つ。短中距離のパス精度も高く、また視野も広く周りが良く見えているので、展開するパスも得意だ。

一方、守備面では、対人守備はまずまずだが、スペースを埋める守備には課題を残す。そのため1アンカーでの起用はまだお勧めしない。

マクトミネイの良さが一番出るポジションは3センターの一角のIH(インサイドハーフ)だろう。

マクトミネイの攻撃力を活かすにはそこが一番良いが、今シーズンのスールシャール・ユナイテッドは4-2-3-1が予想されるので、2ボランチの一角での起用が濃厚だ。

誰とコンビを組むかで変わってくるが、マティッチと組めば積極的に前出て、攻撃に絡めるだろうが、ポグバと組んだ時は、どうしても守備を第一優先にせざるを得ない。

いずれにせよ、今シーズンのユナイテッドの中盤のコンダクターはマクトミネイになると期待している。

 

4.まとめ

ユナイテッドサポはもちろん、他サポの方も今シーズンのユナイテッドでは、スコット・マクトミネイに注目して頂きたい。

彼はまだ実力を全部見せていない。決して手を抜いている訳だはなく、与えられたタスクを第一優先にプレーしているだけで、まだ内側には自信と共に、多くの引き出しを持っている。試合を重ねるごとに少しづつ私たちに見せてくれるだろう。縁の下の力持ちから、ユナイテッドの心臓へ。その為のマクトミネイの戦いが間もなく始まろうとしている。

*背番号は39のままいくのか?もう少し若い番号つけて欲しいけど・・・。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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