写真 :Getty Images

シャビ・シモンズ移籍、久保建英流出、ラ・マシアに何が起こっているのか

真の天才性を証明するプレースタイル

16歳の彼は、その年齢からは考えられない正確なボールコントロールに加え、高度なビジョンと全体視野を併せ持つMFの完成形への道を歩む、いわゆる「天才」である。

スプリントでのドリブル時はメッシのように足に吸い付き、ショートパスの精度はイニエスタ同等、ロングパスはシャビ・エルナンデスを彷彿とさせるという信じられない技術レベルを披露する。

最大の代名詞がピッチ中央をドリブルで切り裂いた後、DFの間に繰り出すピンポイントの低弾道キラーパス。いずれもこの年齢で発揮できるものではない。

その上フィールドで目立つブロンドのドレッドヘアをなびかせながら縦横無尽に疾走する姿は遠目に見れば完全にプジョルである。この年齢で完全にスターレベルの輝きを放っているのだ。

肉体に関しても、トップチームで動けるだけのフィジカルを既に持っている。これから彼自身をどう底上げしてチームに適応させるか、という議論を封殺する要素が多すぎるのだ。ビッグクラブが欲しがらないわけがない。

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