写真 :Getty Images

バイエルン戦に見る久保建英、本当の現在地(2/2)

「試合見たけど、本当にそこまで結果残したか?」

試合後、久保自身が発した言葉が全てを物語る。

「レアル・マドリードでデビューできてうれしいですが、試合には勝たなければならなかったので、その点ではとても失望しています」

この上でジダンからの指示を照らし合わせ、久保が求められていたことをチェックすると、「自信を持つこと、2タッチでプレーすること、最後の30メートルでは1対1を仕掛けてフィニッシュまでいくことですね」とのこと。

この発言を正とすると、ジダンは全若手選手に恐らく同じ指示を出しているものと思われる。これら3つ全てスペインではユース時代より仕込まれるいわゆる「原則」だからだ。言ってしまえば最低限のラインである。これを踏まえた上で久保は結果を残す必要があった。

相対評価で考えると前編の通り、相当なクオリティを見せつけることに成功している。

普通に考えればトップチームであれだけのレベルでプレーできていれば、下部組織での起用もそこそこにラ・リーガに参戦するだろう。が、バイエルン戦はあくまでプレシーズンマッチでしかない。リーグ開幕後、交代要員は3人しかいない。ベンチでトップ3に入る必要がある上、レアル・マドリードの政治的な側面も考える必要がある。

 

この記事の目次

  1. 交代要員だけで考えれば・・・
  2. 現状、ロドリゴ優位
  3. 定着は中期的な目線が必要
  4. 総括


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転載元:
https://note.mu/riosam_official/n/nc7612e27f3f0

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