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アルゼンチンとメッシから学ぶ「エース依存」の本質

依存からの脱却

代表の成績に関してですが、近年ポルトガルは非常に安定しており、先日はネーションズリーグで優勝しました。確かにその大会でもロナウドは印象的なプレーを見せましたが、決して彼がほとんどの得点に関与しているわけではありません。

ポルトガルは徐々にですが、スーパーまでいかなくとも、別の有能な営業マン数名にロナウドの果たしていた役割を分けることができてきているのではないでしょうか。

レアル・マドリードもルカ・ヨビッチ、エデン・アザールらに同じようなタスクを振るでしょう。

新たな得点源として期待されるヨビッチ【写真:Getty Images】

さて、問題はメッシに事業すべてを頼ってきたアルゼンチンです。他事業部も圧倒的とは言えないまでも、利益を上げられる強さを持つバルセロナとは異なり、ここ数年明らかにメッシ以外の事業部はほとんど仕事をしていません。

解決策としては分担しかありません。スーパー営業マンの仕事を有能営業マン数人に分けたように、これまで事業メッシがあげてきた利益を合計でカバーできるような事業XYZを作るのが妥当な道筋でしょう。

幸い、現アルゼンチンにはそれができそうなタレントは数多くいます。もっとも今大会期間中に作り上げるのは難しいでしょうが。会社の利益のほとんどを支える事業メッシに胡坐をかいて、他事業の育成を怠った、さらに事業メッシで得た技術や経験もまともに使おうとしなかったつけが回ってきています。

最後に

というわけで今日は「エース依存」のお話でした。会社に例えて少し難しい意見を述べてみました。

まあなんでこんなことを書いたのかというとエースを失いながら監督と補強権をダブルで失いそうな某青いチームへの警鐘でもあるんですが。

それではまた

~おしまい~

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