写真 :Getty Images

フンメルスのドルトムント復帰で来季のブンデスリーガは面白くなるだろう

しかし、このフンメルスの獲得に関してはドルトムントもかなりのメリットはある事は間違いない。まず第一に先に挙げたフンメルスの実績と経験である。昨シーズンのドルトムントは極めて高いポテンシャルを見せた一方で、大一番での経験不足をこれ以上なく曝け出した。逆にFCバイエルンは弱体化しながらも勝負どころでキッチリと勝利を収め、最終的にはブンデスリーガとカップ戦に2冠を手にしている。フンメルス自身も後半の勝負どころで調子を上げてきた。

また、フンメルスは衰えが指摘されているとされるが、何が問題なのかははっきりしている。スピードだ。しかし元々フンメルスはそれ程速い選手ではなく、ポジショニングや読みでカバーしてきた選手だ。そしてこの点においてフンメルスは未だドイツトップクラスの実力を持っている。

昨年のチャンピオンズリーグのFCリバプール戦、フンメルスは見事なポジショニングでリバプール攻撃陣の最後と砦となり、スコアレスドローの立役者となった。ここ一番では未だ世界トップクラスの守備力を発揮できる事を証明している。

更にフンメルスの後方からのビルドアップ能力、パスの精度と視野の広さは唯一無二と言って良い特別な能力だ。これはドルトムントの攻撃のバリエーションを増やし、更には相手のゲーゲンプレスの回避に大いに貢献できる。またフンメルスは4バックだけでなく、ドイツ代表で既に3バック中央でもプレーした経験がある。周りに屈強かつ速いストッパータイプの選手を配置すれば、昨季のフランクフルトでの長谷部のような役割も期待できる。それが可能なインテリジェンスをフンメルスは確実に備えている。



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転載元:
https://pomta.info/hummels-transfer-fcbayern-dortmund/

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