写真 :Getty Images

【再考】バルベルデ続投について考える

私がバルセロナを好きになった理由

ここから少し話がズレます。

私は幼い頃から大学卒業までずっとサッカーをやっていました(現在25歳)。小学生の頃からゲームといえば「ウイニングイレブン」。ACミラン、インテル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、レアル・マドリード、そしてバルセロナが強かったので、友達との対戦では上に挙げたチームばかり使っていました。

ただ、地元チーム(京都サンガ)も含めてリアルのサッカーを見たことがあまり無かったんです。なので、国内外関係なく応援するチームなんて全く無かったですし、「サッカーは自分がプレーするもので、見て楽しむものではない」という考えでした。

ただ、高校を卒業して実家に戻ったとき(高校3年間は寮生活でした)、リビングのテレビにWOWOWが契約されていたんですよ。そこで偶然バルセロナのサッカーを見て衝撃を受けました。

見ていてこんなにワクワクして、楽しいサッカーがあるのか

と。

ちなみにその時の監督はティト・ビラノバでした。実は私、こんなに偉そうに書いてますが、ペップバルセロナはほとんどリアルタイムで見たことないんですよ。笑

ただ、プジョル、シャビ、イニエスタ、ダニ・アウベスは健在でしたし、セスクやペドロ、ビジャもいました。チアゴ・アルカンタラ、テージョ、モントーヤ、バルトラ、ムニル、そしてセルジ・ロベルト。いま考えるとパッとしないメンバーもいますが、いわゆる“バルサイズム”を継承する若手もたくさんいました。カンテラ出身ではありませんが、ネイマールも加入しました。

そして、このサッカーの中心にはいつもメッシがいました。

世界中の対戦相手が時間を掛けて準備した守備網を、パスワークであざ笑うかのように脱出し、最後はメッシが決める。痛快でした。

こうやって考察記事などを書いている人間として適切では無いのかもしれませんが、私はバルセロナのサッカーを一種のエンターテインメントとして見てきたんです。

飲み会の誘いがあってもバルセロナの試合を優先しました。大学時代はアルバイトで必死にお金を貯め、スペイン一人旅をしてクラシコも観戦しました。

今では、自分なりにサッカーを学んで、プレミアリーグの試合も大好きになりましたし、幅広くサッカーを見るようになりました。ただ、結局バルセロナだけは特別なんですよ。

だからこそ、現実的に無理だと分かっていても、バルセロナには“他とは違う特別”を求めてしまうんです。

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