写真 :Getty Images

チリの戦士、アルトゥーロ・ビダルの獲得は正しかったのか?

結果、大活躍

第32節終了時点で、27試合出場で2ゴール5アシスト、プレータイムはチームで12番目の長さです。この数字以上にビダルは現チームにおいて重要なピースになりました。

シーズンの序盤は思ったように出場機会が得られず、ベンチでふて腐れていたり、SNSに不満を書き込んだりと不満分子と化していました。しかし、コウチーニョの不適応やアルトゥールの負傷により巡ってきたチャンスでその価値を示すことでビダルはチーム内での立場を確かなものにしていきましたね。

ビダルの良さはなんといってもネガティブ・トランジションの鋭さです。類稀なるスタミナと危険察知能力で、ボールロストの瞬間に相手に襲いかかる彼の姿はまさにハンターそのもの。

一方、ユベントス時代に見せていた2列目からの飛び出しは控えめになっています。バルセロナで与えられた役割をしっかりと彼が理解している証拠ですね。ユベントス時代は中盤でありながらシーズン2桁ゴールをマークするなど、得点力を武器にしていましたが、バルセロナでは自分の強みを活かすことよりもチーム(メッシ)を最大限にサポートをすることに重きを置いているように見えます。

この献身性こそがバルセロナで立ち位置を得ることができた大きな要因です。絶対的レギュラーではありませんが、今シーズンビダルがいてくれて助かったという試合は少なくありません。

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