写真 :Getty Images

悩める9番

ゴンサーロ・イグアインとミランの関係は終了した。あとは正式発表を待つだけだと言ってもいいだろう。代わりに来るのはジェノアのクシシュトフ・ピョンテクだ。

イグアインですら成し得なかったミランを復活させる為のエースに彼はなれるのだろうか。

イグアインの新天地とされるチェルシーはモラタが期待を裏切り続け、アザールが9番のポジションでプレーするも機能性に乏しく、絶対的なストライカーを探していた。そこに現れたのがかつてのサッリと師弟関係にあったイグアインであった。

ナポリで60数年ぶりの1シーズンでのセリエA最多得点記録を更新し、ユヴェントスでの2年間で50得点以上挙げたストライカーだがミランでは下りてきて組み立てに参加することが多くなった。

イグアインはポストプレーがそこまで得意ではない。

もちろんある程度の技術は得ているはずだが、それでも彼が最も輝くのは最前線でゴールを狙い続けるポジションだろう。レアル・マドリード時代にイグアインとベンゼマのどちらか一択になったときに、よりポストプレーの質が高いベンゼマが選ばれたのが何よりの証だ。クリスティアーノ・ロナウドへの膳立てでベンゼマ以上に優れている選手はいないだろう。

そのベンゼマがいるレアル・マドリードは深刻なゴール欠乏症に陥っている。

チャンピオンズリーグ3連覇を達成した後、監督のジダンと絶対的な得点源であったクリスティアーノ・ロナウドが退団。これによりベンゼマは「迷子」になった。新たなエース候補であったベイルとアセンシオはそれぞれ少なくない負傷離脱と伸び悩みに苦しんでいる。(いずれもストライカーではないが)

2016-17シーズンにクリスティアーノ・ロナウドの控えとして充分な活躍だったモラタは現在チェルシーで苦しんでいる。

ラウール、ドログバ 、インザーギ

勝者の最前線には、いつの時代も偉大なストライカーが君臨していた。「9番」の選手の調子によりチームの成績がガラっと変わるということを我々サッカーファンは痛いほど思い知らされた。




転載元:
https://bsn0712.hatenablog.com/entry/2019/01/23/001433

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